春のはなし~解毒~

春がおわるー

春のはなしを~解毒~


東洋医学ってなんか魅力的に感じる

あなたには身体的コンプレックスは有りますか?


わたしは、あります


幼少期に服用していた薬の副作用で

いまも再生しないからだの一部があること


いまは気にしないけど、20歳くらいはツラかったなー


だから菜食にしたり、からだにいいって聞けば色々と試しました


お陰で世の中にはたくさんの健康法がある事を知ることが出来たり、

たくさんの人にも出会えた

師と思える人にも、世界には奇跡を起こす本物がいることも





だけど




だけど、




健康を扱うのが苦手だ




なので、わたしの施術は


からだのしくみを観察する材料を提供すること



『からだってね』ってならいくらでも伝えたい





病気がある人に安易に何かを奨めないであげて欲しい


あなたは責任とれますか?その人の最期を



わたしは、たくさんの『いい』情報が耳に入るのが嫌だった

ありがたいし、感謝だし、わたしのために教えてくれる情報だからね



だけど、情報が入れば入るほど苦しかった


だから、わたしは健康法とか健康商品を扱えません





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”春はデトックスの季節”です


品川区の公園:昨年の新緑の時期の写真


ちまたのリラクゼーションサロンはこぞって春の特集メニューに




『デトックス』とか『解毒』


を使ったメニュータイトルを作ります

私もサロン勤めの時は、メニュー作りのキャッチに使ってました



「やっぱり、春はデトックスでしょ」って





春は東洋医学では、

木であり、五臓は肝

肝は解毒だったり

ストレスからくる胃痛に関連します


春は冬に溜め込んだモノを出しまくる

春に、ちょっとくらい怪我や風邪はした方がいいって習いました

そーしたら暑い夏を乗りきれる!って


そして「解毒」って言葉の意味

わたし、いままで間違った解釈をしてました



解毒ってからだに溜まった毒を外に出すことだと思っていた




たまった体内の毒を出せば健康になる!と



でも本当はそうではなくて、


からだが行っている解毒作業とは


からだは毒をそのまま外に出せないので

解毒作業をして、便や尿として放出します



意味わかりますか?




解毒って、

体内の毒を体の中で無害に変えて、外に排出すること

毒は毒のまま体外には出されない構造になっている


解毒が出来ないといつまでも体内に毒はたまります


解毒が出来ると言うのは、すばらしいからだの機能です


毒→無害へ→外に出せる



「デトックス」って


ただ汗を出せばいいだけじゃない

ただ溜まったセルライトを強く揉み出せばいいだけじゃない

ただリンパを流せばいいだけじゃない


「デトックス」って言葉は使いやすいから、

ついついメニュー作りのキャッチに使っちゃうけど、言葉に踊らされていた

わたしもこれ使って集客していたし、、





”春はデトックスの季節”


なんて安易に使うのはわたしにはまだ早いと思う今日この頃

自分に溜まった毒さえ抜けないのに、人様の毒なんて、ねぇ



春のはなし 1


からだのしくみを伝える整体師

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