例えば、
ことし球根を買った。
来年の楽しみを買った♡
ヒヤシンス、チューリップ、ムスカリ
こんなに長く、
冬の間、いつ、顔だすのか、
待ちくたびれそうになるが、
球根は人の気持ちも気にせず、
ひたすら根をはる。
そんな球根をからだの一部なら、
何に例えよう。
冬は下へ下へと根を張り、
春に一斉に美しく咲く花たち
やっぱり、
冬といえば腎臓。
腎臓としよう。
わたしの知ってる腎臓は
血液をきれいにするためにひたすら
ろ過し続ける。
原尿の99パーセントを再吸収しています。
腎臓は尿の出でもストレスを感じるし、
体内の水分の細かな微調整を行い、
そのため血圧とも密接です。
(血圧の圧で体内の余分な水分や老廃物を排除します)
腎不全はこわい病気
例えば、
父親が腎不全になったとき
父は『子供からは腎臓はもらえない』と言った
母が『じゃあ、わたしの腎臓をあげる』と言った。
愛し合ってる夫婦の会話は美しい。
わたしは腎臓をあげなかった。
例えば、
ビールを飲みすぎて冷えてトイレが近くなる
トイレが近いと 膀胱(腎臓)も忙しい
例えば、
冬は代謝が落ちると習った。
腎臓ものんびりしたいのよ。
いや、きっと、
冬にトイレが近いと
昔なら、
もしかしたら生命の危機だったかも。
あの寒空に 生殖器を外にさらすのは、
危険だ。
だから代謝をおとし、
なるべく
トイレも控えるようにしたんじゃない。
シロクマのしっぽは真冬の寒さから生殖器を守るために蓋のように閉まると聞いた。
なるほど。
わたしにはしっぽはない。
冬は汗がかきづらいけど、
生きるためなら悪いことじゃないよ。
腎臓はとにかく冬は休みたいの。
目立つことなく、冬は存在を消したいの。
球根のように。
活動期に活発に輝くように。
だから、わたし(腎臓)をかまわないで、そっと寝かして。
冬は働きたくないの。
からだを冷やさないで
ビールを飲みすぎないで
無理に汗をかくスポーツをしないで。
例えば、
球根は春になれば花を咲かせると知ってるから、
花がなくても大事に水を足す。
腎臓も。
夏にたくさん汗をかいたり水分調節で一生懸命働くのを知ってるから、
冬は頑張ったね。と休ませたい。
現在、日本の人工透析者は32万人。
一人にかかる年間治療額は600万です。
それから、障害者手帳が発行されます。
人工透析も、一生出来るわけではないそうです。
からだが人工透析さえ、耐えられなくなるそうです。
ただ、一度人工透析を始めると二度と辞めれません。
臓器は直接見えないけど、 働いてます。
”大切なモノは目には見えない”って言ったもんだけど
からだの臓器も、それに価する。
”大切なモノ”
チューリップはマゼンダ色を選んだ。
ヒヤシンスは媚薬な香りで春にぴったり。
ムスカリは長野を思い出す。
(ムスカリは土栽培にした)
春が待ち遠しい。
わたしはことし球根を買った。
来年の楽しみを買った。
※人工透析とは、機能を失った腎臓を元の状態へ戻すことは薬物治療で行うことができないかわりに、人工的に血液の掃除のようなこと行うことです。人工透析は一旦始めると その日から一日おきに一回3~4時間かけ行うため、日常にもかなりの負担が出てきます。
おしっこが出ることは幸せなこと♡
からだのしくみを伝える整体師
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